REN`s enjoy life

「思いたったらすぐ動く。」そして、アウトプットがんばります。

絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ

今回は、

「絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ」  著:見城 徹・藤田 晋

です。

 

幻冬舎代表取締役の見城さんとサイバーエージェント代表取締役の藤田さんの最強のお二方の共著です。

各テーマについて各々のエピソードを踏まえながら、自己成長に必要なことを説いている一冊です。

 

絶望しきった果てに、きっと微笑みがある。それを信じて今日も僕は、仕事に熱狂する。 

 これは、この本のタイトルにもなっている「絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ」のテーマについて見城さんの文章です。

 

何をしても全てに後悔なく過ごすことは、難しいとだろう。しかし、1つのことに熱狂して取り組んだとき、楽しさというかアドレナリンが放出されている感覚は、誰しも感じるとだろう。

もちろん結果がいいに越したことはないですが、プロセスにおいてもやり切れるところまでやった時、結果に左右されず、こみ上げてくるものがある。

それを積み重ねていくことで、死ぬときに後悔だけが残る人生ではなくなるのだと思います。

 

 

考えるという行為は、どうしても近視眼的になりやすい。知らず知らずのうちに、落とし穴にはまっていることもよくある。 

 これは、最初の「考えに。考えて、考え抜け」のテーマの見城さんの文章です。

 

考えるという行為は、自分の頭の中だけで起きている出来事にすぎません。一人で、いろんな角度から物事を考えつつ、本質からぶれずに考え抜くことは、難しいことだと思います。

しかし、それを習得しなければ、成長は止まってしまうと思います。

どう習得するか?それは、考えに、考えて、考え抜くしかないのだと思います。

最初は、近視的になってしまうかもしれませんが、それに気づけただけでも一歩前進だと思います。

考え抜くことを辞め、諦めてしまうのは、私の悪い癖でもあるので直したいと思います。

 

 

人が感情を露わにしたがらないのは、気取りであることが多い。

その時はおそらく、物を見る眼も曇っている。

感所を押し殺すことをやめると、感性もまた息を吹き返す。 

 

素直になることは、簡単そうで難しいことだと思います。

プライドであったり、大人になるにつれて空気を読むことに重点的になり、自分の感情を押し殺してしまう。

しかし、感情を押し殺してしまえばしまうほど、何も見えなくなってしまう。

そんなフィルターを外し、魅力的な人間になることは、自分にとっても相手にとってもプラスな方向に進んでいくと思いました。

 

 

周りから大反対を受けても、自分が決めたことなら、それで失敗しても、「仕方がない」と納得できる。 

 これは、「死ぬ瞬間にしか結果は出ない」の章の藤田さんの文章です。

 

自分の人生を自分で決めなかったら誰が決めるんでしょう?自分です。

己の決断で進み失敗しても自分の責任だし、己で決めた分、強い意志で取り組めると思います。

周りのことばかり聞いて、ブレブレになってしまっては本末転倒です。

周りの意見を聞くことはもちろん大切ですが、自分の中で軸をしっかり持っておかないといけないと思います。

その軸だけは、絶対にブラさないためにも己で決断したという点が重要になってくるのではないでしょうか?

人生何が正解かわからないので、自分を信じる以外はないと思います。

 

 

この本は、成功者であるお二方が何を思い、仕事に取組み、成功・成長していくかが伝わってきます。文章に勢いと経験に裏付けされた説得力があり、心に響きました。本質をついており、ところどころできていない自分と照らし合わせて自分の弱さとも向き合うことができました。