REN`s enjoy life

「思いたったらすぐ動く。」そして、アウトプットがんばります。

「響 ‐HIBIKI‐」天才が故に変わり者な主人公

こんばんは!

richrenです。

今回は、映画を見てきたのでその感想です。
※ネタバレがあります。ご注意ください


「響 ‐HIBIKI‐」

この映画は、「響 ~小説家になる方法~」という漫画の実写化したものです。
主人公の鮎喰響という15歳の天才少女が文学界に現れた。が、、天才が故の変わり者。
そんな彼女が我道を進み、関わっていく人々に影響を与え価値観を変えていくストーリである。

久しぶりに映画館で邦画を見ましたが、非常に面白かったです。
約104分と気持ち短い映画ですが、もっと短く感じる映画でした。もっともっと観ていたい。終わってほしくない。と思いました。


天才とバカは紙一重ってよく聞きますが、響は、かなりの天才でかなりの変りものです。

やられたらやり返す死ぬほどの負けず嫌いですし、
友達の書いた小説でも読んでつまらないと思ったらつまらないといいますが、
友達がいじめられていると何をしてでも助けたり、仲間意識も強い性格です。


天才の人って何なんでしょうね。
天才という存在って、
好きなことにはまりすぎて、努力と言う概念がないのだと思う。
だから、頑張って頑張って賞を目指している人から見ると骨を折られるような感覚になってしまう。
でも、天才ってそういう賞とかにはこだわりがない。
そういう部分が余計にむかつくし、嫉妬してしまう。
その分、天才は、嫌われてしまうことが多いのだろう。
天才は、孤独なのかもしれないですね。

映画の話とズレましたね。(笑)
戻します。



心に残った場面をご紹介します。

 


・記者会見で響が記者に質問するシーンです。
 記者の「周りがそう思うから俺もそう思う。」とか「世間的に見ればこうだ。」とい
 う返答に対して、「お前に聞いているんだ。周りがどう思うかじゃないお前がどう思
 うか聞いているんだ。」と言うシーン。


私自身に言われているような感覚でした。周りを意識しすぎるあまりに自分の思うように行動できていなかったり、発言しなかったりしてしまうことがあったなと。。

 


田中康平というキャラクターが店長と話すバイトでの 
 シーンです。
 田中「人にペコペコするのとか好きじゃないんですよね。」
 店長「好きとか嫌いとかじゃないから、仕事だから。」「田中君もう28歳でしょ?普
    通28歳にもなったら普通に仕事してーーーーー。」
 田中「普通ってなんだ?お前が誰と比較してるかわかんねぇ~けど俺は俺なんだ
    よ。」というシーン。


→最近、私自身この「普通」というワードが全く分からなくなっていて、
 よく普通って何だろう??と考えることが多いので、このシーンを見たとき妙に共感 
 しました。
 まだ、私の中ではっきりと答えが出ていないので思考しまくります。


・記者会見で花井ふみに悪意のある質問をした記者に対し
 て暴力をふるった後の控室での会話のシーンです。
 花井「なんであんなことしたの?頑張って書いたものをバカにされるのはわかるけ 
    ど。」
 響 「違うよ。私が何言われても静かにしているつもりだった。でも、ふみちゃんが
    いじめられてたから。」


→このシーン以外にも悪口を言われた友達のために暴力で反撃することもありました。  
 こんな仲間意識のある、正義感のある、人はかっこいいですね。
 でも、友達を助けるためでもやってはいけないことがある。
 権力のある人に暴力をふるったら、ふるった本人以外にも悪影響が出てしまう。
 一人では責任を負いきれない。
 そんな世の中であるが、間違っていることを間違っていると言えるような人間になり 
 たい。


もっともっと鑑賞していて訴えかけられるものもありましたし、
考えさせられる部分も多くありました。

本当に面白かったので、是非見てください!!

映画もどんどん
みてこ!!みてこ!!